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コピーする相手は12mmのSK3のロッド材です。ミニ旋盤で使うのですから、この程度で充分でしょう。直径が大きいと突っ切るのが面倒ですからね。 ロッド材をチャックにかまして、センターに穴をあけておきます。今回は通常の駒と互換性のある5mm穴の物と、ホルダーを自作する関係で5mm穴のものを作ります。ひとまず外周をひとむきしておいて、駒の形にしていきます。せっかくだから何個も作ってしまいます。 |
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次にローレットをかけます。油をつけてゆっくり回し、ある程度になったらぐっと力をいれてやります。 |
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転造されました。幅の狭いところにローレットをかけたので、かえりがきつくでて幅が広くなっていますから、なおしてやります。今回は、たくさん切る必要がないので、ヤスリを当てて手直ししました。 このあと切り分けてやります。そして、穴の面取りも忘れずにしておきます。 |
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次は焼き入れをします。でないと、刃物として通用しません。品物をバーナーでよく赤熱してやります。バケツの底にピントが合ってしまっていますが、ご容赦。色合いはこんな感じになるまであぶるのですが、ここで注意することがありまして、基準は外側のギザギザ部分です。ここの温度が上がれば他はどうでも良いのです。物が小さいので短い時間で済みます。 あかーく良い色になったら、一気に水へつっこんで焼き入れします。 |
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刃物としては、焼き入れしただけでは割れやすいので、また少しあぶってやって焼きもどしてやります。これで、刃物のねばりが出ます。強力な火力は必要ないので、ストーブの上でごろごろしました。 |
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できあがりました。ついでにホルダーも作ってしまいました。これはシャフトが5mm用でアルミ製です。 なぜに5mmかともうしますと、みがきの丸棒が5mmしかなかったからです。あしからず。 また、駒の交換が楽なように片持ちにしてみました。余談ですが、片持ちのほうが加工には手間がかかるのです。強度を保たねばならないですからね。 |
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この駒を使ってナーリングしてみました。けっこう出来ますね。 |
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拡大したところです。一番右が購入した#60のローレット、あとは今回制作した駒です。 右から固定して転造、自動送り、飾り溝中送り、つなぎです。 自動送りである程度の量を転造すると、さすがにずれが気になりますねえ。このへんは駒の幅が0.7mmしかないことに起因していそうです。量をこなす必要がある場合は、幅広の駒を使うとして、少なくとも幅の狭い部分なら問題なく、思ったよりきれいにローレットがけができるようです。 |