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竹割りを逆さに地面に置き、竹の先端を載せます。 |
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勢いを付けて体重をかけ、めり込ませます。 少しもみこむと具合がいいです。 |
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竹割り器がついたまま竹の天地を入れ替えます そのまま持ち上げて落とします。 節などの固い部分は、多少の「勢い」が必要です。これを繰り返します。 3.6mの定尺ものならそんなに振られることはないと思いますが、不安定なら竹の上半分を持つ ようにします。適当な台の上に乗ってみるのも手でしょう。 硬い地面(コンクリートなど)に打ち付けることはおすすめしません。突然、下側が割れたりする ことがあります。 |
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万力に竹を裂くためのくさび状のものをかませます。私の場合は、単に安かったから という理由で、塩ビカッターの替え刃を使っています。なお、刃はつぶしてあります。 |
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裂く前に、竹の節の裏側をナタなどで落としておきます。これは引っかからなければいいので、 きれいに落とす必要はありません。 |
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大割りとは違い、細かく裂く時は「先端から」という必要はありません。どちらから割っても
大差ないようです。 私の場合は失敗してバット側が細くなるのはいやなので、竹の根本から割っています。 竹を斜めにした状態で中央部に刃をあて、万力の角を支点にして、矢印のあたりに上から力を加えながら水平に竹を起こしますと、 竹がぴりっと裂け始めます。 |
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撮影の都合上写っていませんが、右手で竹を刃の延長線上に保持し、かつ刃と垂直になるようにしています。
そのまま押してやると割れていきます。 左手は引っぱらず、添えて案内するだけにしたほうが曲がりにくいです。 これが基本姿勢になります。くれぐれもねじれないよう注意しましょう。 |
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修正は、差が大きくならないうちに済ませてしまいます。これは手前側が太くなった時に行う修正の例です。 右手は竹が奥側に行かないよう保持(むしろ手前に引いても良い)し、両手で赤丸をつけた裂け始めの部分を曲げるようなイメージで、 左手を矢印方向に弧を描くように力を加えます。ここで、竹をゆっくり押してやると裂け目が修正されながら割れていきます。 この時、修正のため力を加えられた竹は、まっすぐ裂いているときよりもあっけなく裂けていきますので、押す力加減に注意です。 |
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上記したのと反対側の奥側が太くなった時に行う修正の例です。 右手は竹が奥側に行かないよう保持(むしろ奥に押しても良い)し、両手で赤丸をつけた裂け始めの部分を曲げるようなイメージで、 左手を矢印方向に弧を描くように力を加えます。ここで、竹をゆっくり押してやると裂け目が修正されながら割れていきます。 分け目が中央に戻ったら、また右手で押して割りすすみます。 |